もう故障?業務用エアコンの耐用年数は?
果たして減価償却の13年まで業務用エアコンは持つのだろうか?
業務用エアコンの耐用年数ですが、減価償却上は13年、もしくは15年となっています。
しかし、これはあくまで経理上の耐用年数です。
実際の耐用年数は様々な条件によって大きく変わってきますので、エアコン寿命を伸ばすための取り組みが必要です。
業務用エアコンの寿命をのばす
「もうエアコンが壊れたんだけど。どういうこと?」
設置して5年くらいでエアコンが故障して、お客様からこのようなお言葉をいただくことがあります。
お客様のお気持ちはとても良くわかります。
何十万円という高い買い物をして、それがたった5年で故障してしまうのはショッキングなことです。
しかし、現実としてはあり得ることです。
そして、それを防ぐためには定期的なメンテナンス、クリーニングをするしかありません。
もちろん、メンテンナンスをしていれば必ず防げるわけでもありません。
テレビやパソコン、オーディオなどもそうだと思いますが、機械はたまたま壊れやすいモノもあるというのが本当のところだと思います。
その上で、ホコリやカビなどの詰まりを除去せずに年中使用していたら、故障してしまうこともありえます。
現実的な耐用年数は?
現実的な耐用年数は、日々の清掃、メンテナンス、使い方、設置場所、メーカー、型式、個体差などによって大きく変わってきますので一概には言えませんが、7年~10年というところが一般的だと言えます。
エアコンも日々進化していますので、それくらいで交換したほうが電気代としてもお得な場合が多いです。
もちろん5年くらいで調子が悪くなってくる場合もありますし、それでもメンテナンスを疎かにしていれば必然的に交換時期は早まります。
どんな機械でも定期的なメンテナンスをすることで耐用年数を伸ばすことができますし、その逆も然りです。
しっかりとメンテナンスをすることで、15年、20年と使い続けている例もあります。
結果的には業者に入ってもらうのがお得?
もちろんエアコンクリーニングも無料ではないので、費用面から考えると難しい判断になってしまうとは思いますが、結果的にはそちらのほうが業務用エアコンが長持ちして交換費用が発生しないこと、消費電力も低下させることができ電気代も若干お値打ちになることもあり、お得だと考えられます。
業務用エアコンが悪くなる前に是非とも定期クリーニングを受けていただきたいですね。
空気もきれいになって気持ちいいですよ!
業務用エアコンの導入・メンテナンスに最適な時期
業務用エアコンの導入やメンテナンスをする場合、春(3月~5月)または秋(9月~10月)にかけて依頼するのがおすすめです。
業務用エアコンが壊れやすい時期は夏場や冬場、エアコンの出番がきてからとなります。お問い合わせも殺到している時期なので、修理や交換工事に時間がかかってしまいます。
春や秋は市場的には閑散期のため、予約の取りやすさに加えて、交換や工事の対応が早かったり、通常より値段が安くなることが多いです。
5月中旬は冷房を使い始める人や10月下旬の急な寒さに暖房をつける人が多いため、故障に気づいたお客様からどんどん修理の予約が埋まってしまいます。
できるだけ早めに試運転をして、故障していないか確認しましょう。
また、業務用エアコンは10~15年が買い替えの目安と言われています。10年近くお使いの場合は、買い替えの計画を考えてみてはいかがですか?
夏の混雑時期を避けるように点検・修理・工事を完了させておくことで、暑苦しい夏場のお店を快適な環境にすることができます。
業者に任せて、シーズン前にエアコンを最適な状態に
エアコンコムでは業務用エアコンのクリーニングも承っておりますのでお気軽にご連絡ください。
できれば年に1度の業者クリーニングをオススメしたいですが、2年に1度、3年に1度でも良いので定期的にプロにお任せください。