かしこく節電。業務用エアコンの暖房。
毎月の電気代を安くして、快適に業務用エアコンを使いたい!
暦の上では冬に入りました。今年の冬は暖冬のようですが、暖房をつけないと過ごせないほど寒い日もあります。
そんな時はついつい、温度を高く設定してしまい、室内が暑すぎて不快な上、
電気代が高くなってしまことも。業務用エアコンの暖房を快適かつ節電できる方法をご紹介します。
体感温度をアテにせず、温度計と湿度計を指標にする
エアコンの設定温度は、1℃低くすると約10%の節電になります。
そのため設定温度は高すぎないほうが、節電につかながるのです。
しかしオフィスや店舗など、沢山の人がいる場所での業務用エアコンの温度設定は非常に難しいですよね。
体感温度は人によって違うので、つい 「寒い」という声を優先して温度を高めに設定してしまいませんか?
しかし温度よりも、湿度が高い方が体感的に暖かいと感じるのです。
たとえば人の多い電車の中。 湿度が高く、外は寒いのに車両は暑いくらいに感じることが良い例です。
ちなみに最適な数値は湿度が40%~60%。
湿度に合わせてエアコンの温度調整をすると、それほど高い温度でなくても快適に過ごせます。ちなみに40%以下になると、風邪などのウィルスが活性化してしまうので要注意。
加湿器を利用して湿度を調整して、体調管理にもなるし、 無駄にエアコンの温度を上げなくて済むので節電につながり一石二鳥です。
計測に使う温度計と湿度計はスマートフォンの無料アプリでもありますし、 現物を使いたい方は100円ショップでも販売しています。
むやみにエアコンの電源を切ったり入れたりしない
こまめにエアコンを切ったほうが節電になると思っている方も多いと思いますが、実は逆。
エアコンは起動時に多くの電力を使うため、
電源の入り切りを繰り返すと無駄な電力を消費してしまうことになるのです。
これは、以前のこの記事でもお伝えしましたね。
業務用エアコンのタイプにもよるのですが、ここはエアコンについている自動温度調整を使って電源をずっと入れておくほうが節電につながります。
自動調整がついていないタイプの場合は、部屋の温度に応じてエアコンの温度調整をこまめに行うようにしてみてください。
フィルターのクリーニングで節電効果をアップさせる
こまめなエアコンのクリーニングの節電効果は偉大です。
フィルターがホコリなどで目詰りすると、エアコン自体に負荷がかかり、暖房効果は大幅に下がってしまいます。
掃除をするだけで、暖房効果がアップすると、むやみやたらと電力を使わずに済んで、節電につながります。
またこまめなエアコンのクリーニングは、エアコンの寿命も延ばします。
頻度としては業務用の場合は2週間に1回のペースが理想です。
節電につながり、壊れにくいくなるとなれば、クリーニング代を払ってメンテナンスをしたほうがはるかにお得です。
エアリズムでは、定期的なエアコンのクリーニングも受け付けているので、お気軽にご相談ください。