冷房病対策に!冷え過ぎオフィスで業務用エアコンと上手に付き合う方法
夏の暑さとエアコンの冷えから起こる冷房病がツライ...!
近年特に暑さを増した日本の夏。
エアコンによる冷房はなくてはならないですよね。
ただ最近は、冷え過ぎた部屋にずっといたり、室内と外との急激な温度差によって、体の不調を訴える人も少なくないようです。
最近よく聞く気がするけど、冷房病(クーラー病)って何?
「冷房病」という言葉を聞いたことがありますか?または「クーラー病」とも言われます。
エアコンを扱う私たちからすると、何ともいや~な文字面です。
夏場に冷房の効いた室内と暑い屋外を行き来したりすると、
自律神経のバランスがくずれて、体温の調整がうまくできなくなります。
これが原因となって起こる、体のだるさ、肩こり、頭痛など、いろいろな体の不調を冷房病といいます。
もちろん正式な病名ではなくて俗称ですが、ここ数年でよく聞くようになりました。
夏場にカイロ?冷房による冷えはどんどん深刻に
そういえば、先日街中を、汗をダラダラかきながら歩いていると、こんなものを配っていました。
何だと思いますか?
これ、使い捨てカイロなんです。
まさか7月にこんなものをもらうなんて、少しびっくりしましたが、添えられたチラシの「エアコンで冷えた身体、あたためませんか?」というコピーを見て、少し納得してしまいました。
チラシの内容は、オフィスで働く女性向けでしたが、冷え性の多い女性にとって、冷房による体の冷えは、どんどん深刻な問題になっているのかもしれませんね。(もちろん男性の方でも冷え性に悩んでる方は近年増加しています。)
オフィスでの冷房病(クーラー病)対策、基本は個人個人で
かといって、冷房のない夏なんて、考えられませんよね。
特にここ数年、毎年日本のどこかで最高気温を更新しているニュースを聞いている気がします。
今から、扇風機やうちわだけの生活に戻る自信、私にはありません。。。
では、どう対策すればよいのでしょうか。
特に、お仕事をされる人が1日のうち多くの時間を過ごすオフィス。
自分一人が寒いからといって、勝手にエアコンを切るわけにもいきません。
近年クールビズが広まってきたとはいえ、スーツを着て出入りする男性陣に合わせて、エアコンの温度設定が低めの職場も、まだまだ多いのではないでしょうか。
こうなると、フロアの全員が快適に、というのはなかなか難しいところです。
ですので、基本はやはり個人個人で対策をするということになりますね。
具体的な冷房病(クーラー病)の対策方法をいくつか
すでに実践されている人も多いかと思いますが、改めて具体的な冷房病の対策方法をいくつか集めてみました。
参考になれば幸いです!
・ストールやブランケットを使う
最近の女性のオフィスワーカーは、ほぼみんなと言っていいほど、ブランケットやひざ掛け、寒いと思ったらさっと肩口にかけられるストールなんかを夏場でも使っているのではないでしょうか。
男性の私からすると、暑すぎないかな?と思うこともありますが、女性は冷え性の方が多いので、夏でも一枚は必携ですよね。
・温かい食べ物、飲み物をとる
暑い夏にはついつい、冷やし中華やアイスクリームなど、冷たい食べ物、飲み物に手が伸びがちです。
ただ、こういったものは体を中から冷やしてしまいます。
そこに冷房が外側から追い打ちをかけると、体が参ってしまうのもうなずけますよね。
夏場には逆に、温かいお茶を飲んだり、熱いうどんをフウフウ言いながら食べたりするのが体に良いようです。昔、おばあちゃんにそう言われた人も多いのでは?
ショウガやトウガラシなど、身体を中から温めて、発汗を促すような食材も良いそうなので、積極的にとるようにしたいですね。
・やっぱり運動
これはすこしハードル高めですが、軽めのジョギングなど、汗をうっすらかくくらいの運動をするのもよいそうです。
運動によって自律神経の働きが刺激され、体温調節の機能が元に戻るのだとか。
ただし、無理しすぎると今度は熱中症の恐れもあるので、くれぐれも水分補給を忘れずほどほどに。
これから業務用エアコンを設置するなら、冷房病(クーラー病)対策には人感センサー付きを
もちろんエアコン側だって、病気の元になるつもりはありません。
人間が快適に過ごせるように生まれてきたんですから。
エアコン屋としては、エアコンばかり悪者にしたくはないので、冷房病を回避できる機種をいくつかご紹介しますね。
[おすすめ機種]
やはり冷房病(クーラー病)の対策を考えると、人のいる場所を検知して、風向きや温度を調節できる「人感センサー」付きのものがおすすめです。
日立の人感センサーや三菱の人感ムーブアイなどが代表的です。
センサーが標準装備されているもの、そうでないもの、同じメーカでも機種によって異なる場合がありますので、詳しくは、お気軽にご相談ください。
冷房病(クーラー病)対策をして、業務パフォーマンスアップ?
これから、業務用エアコンの導入や買い替えをお考えの社長さま!
冷房病による社員さんのパフォーマンス低下を考えると、上のような人感センサー付きのエアコンを選ばれるのがよいと思いますよ!
冷え性の多い女性社員さんからは「社長、わかってるわ!素敵」と、思われるかもしれませんしね。
(すみません。ちょっと言い過ぎましたw)
冷房病は、エアコンという文明の利器が生んだ、まさに現代病の一種。
快適な生活のために作られたものが、人間に牙をむくときもある。
エアコンに限ったことではないですが、なんとも皮肉な話です。。。
冷房と上手に付き合って、この夏も元気に乗り切りましょう!