業務用エアコンの暖房。効きを良くする2つのコツとは
暖房をつけているのに寒い!とは言わせない。ポカポカになる暖房の使い方
最近は冬のような気温まで下がることもあり、業務用エアコンの暖房を入れ始める方も多くなってきたのではないでしょうか。そんな業務用エアコンの暖房の効きをもっと良くするコツを2つご紹介します。
暖房を入れているのになぜ寒い?
暖房を入れているのに、なかなか温まらず、厚着をしたり、ひどい場合は足だけやたら冷える、手だけ冷えるなど、暖房を入れている意味が無い状態になってしまうことはありませんか?
それは、温かい風は上に昇ってしまうという特性があるためです。
そこで、まんべんなく暖かい風を部屋中に送るには、サーキュレーターを賢く使うことがおすすめです。
また、業務用エアコンの暖房の効きを良くするには、エアコンの中をきれいにすることも併せて行うとより効果的。
適正温度で使えば電気代も節約でき、業務用エアコンの暖房だけでも、ポカポカ快適な空間を作れますよ。
効果バツグンのサーキュレーター活用法
オフィスなど広範囲を均等に温めることはなかなか難しい、業務用エアコンの暖房。床など下のほうは寒いままで、なかなか温まらないと感じやすいもの。
実は暖かい空気は上に昇っていく性質があり、暖かい空気は上の方にたまっているのです。そのため、床など下の方には暖かい空気が流れていない状態なので、暖房をつけているのに足元が冷えたままという現象が起こってしまいます。
暖かい空気を部屋中に均等に行き届くようにするために、サーキュレーターが活躍します。
サーキュレーターを置く位置ですが、温風の真下に置くことがおすすめ。首の向きは、壁側に向けておくのがベストです。
温かい空気が溜まっているところに送風すれば、冷たい空気と混じって全体的に温まります。
下記の記事によると、エアコンの真下に置いて、壁に向かって風を送る場合は、15分で、室内温度がプラス2℃に上がったと書いてありました。
引用元:サーキュレーターで暖房効果をアップ! ベストな置き場所は意外なあそこ!? (1) 室内を効果的に暖めるには? 流体解析ソフトで解き明かす! | マイナビニュース
これは家庭用エアコンでの実験ですが、業務用エアコンでもぜひ試してみてください。
業務用エアコンの中身をクリーニングする
業務用エアコンのみならず、エアコンの内部はハウスダスト・カビ・ダニ・花粉・タバコのヤニなどの汚れが知らず知らずのうちに溜まっていきます。
汚れがあることで、エアコン本来の力が発揮できず、なかなか部屋が温まらない原因になります。もともと業務用エアコンは、広範囲を温めるようにできているので、非常に性能のよいものです。その力を最大限に発揮できるようにするためには、プロの手による定期的なクリーニングをしたほうがお得です。
エアリズムでは業務用エアコンのクリーニングのご相談も行っているのでお気軽にお問い合わせください。
特に寒い室内にいると、冬は風邪をひく人が増えてしまうので、特に冬の業務用エアコンのパフォーマンスの維持は重要です。
クリーニングで暖房の効きめが良くなれば、快適に過ごせますし、省エネで電気代下がって、固定費がさがってさらにメリットがあります。
クリーニングとサーキュレーターで快適な冬を過ごそう
クリーニングでエアコン自体のパフォーマンスを上げ、サーキュレーターで空気を対流させることで、業務用エアコンの暖房を効果的に使うことができます。
温度を闇雲にあげるよりも、ずっと効果が高いです。快適な冬が過ごせるよう、参考にしてみてください。