倉庫には、どんな業務用エアコンを選べばいい?
倉庫向け業務用エアコン設置で気をつけるポイントとは
倉庫では、庫内製品への品質管理上、全域空調を求められるケースが多いです。このような場合においてはいかに効率よく空調を全域に効かせられるかが重要になってきます。
では、どんな業務用エアコンがよいかご紹介します。
倉庫に適した業務用エアコンの機能とは
熱がこもりやすい倉庫に業務用エアコンを設置する場合、どんなものがいいんだろう?と悩むこともしばしば・・・
今回は倉庫に設置する際のポイントやオススメ機能をご紹介いたします!
こまめに温度調整ができる
一概に倉庫と言っても保管している物は様々です。衣類や小物、家電やお酒などの飲食物。保管するお品物によっては温度管理がとても大切ですし、倉庫内で作業する方々が快適に作業ができるよう、タイムスケジュール機能や0.5℃単位で温度調整ができるエアコンがオススメです。
空気清浄機能付もオススメ!
どうしても細かいホコリが舞ってしまう倉庫では、窓を開けて作業できないこともしばしば・・
ホコリが舞い熱がこもった環境では作業員の方が体調を崩してしまう可能性があるため、そのような場所には空気清浄機能のついたエアコンが人気です。
倉庫の業務用エアコンは、大容量タイプの天吊り形がオススメ
倉庫の庫内は天井が高いことも多く、天井カセット4方向型のような天井内設置形は不向きです。そこで、主に大容量タイプの天吊り形業務用エアコンが採用されることが多いです。
天吊タイプの業務用エアコンを片側の壁際に一列に並べ設置し、一方向から反対側の壁面まで、庫内を効率よく空調するイメージです。風力を増強するため、中間に送風機を設置することもあります。
倉庫内の温度管理には、個別タイプのエアコンがオススメ
庫内製品の温度管理が目的であれば、マルチタイプではなく、個別タイプをオススメしています。
マルチタイプでは、室外機が故障してしまった場合、全ての室内機がストップしてしまいます。ところが、個別タイプでは、仮に4基導入していた場合、1台故障しても他の3台で75%の能力を発揮できるのです。導入時には必要な馬力の120%程度で設計することが故障リスクへの備えになります。
マルチと個別って何?という方は、ぜひ、こちらの記事もお読みくださいね。
エアコンコムでは、設置にあたって、設置する角度や高さ、間仕切りなどによる温度帯のムラが出にくいよう配置しております。温度管理不要エリア、重点温度管理エリアなども考慮し、個々の条件に合う製品導入を心がけております。
倉庫に適した業務用エアコンはこちら
どんなものがいいのか、なんとなくは分かったけどメーカーもたくさんあるし・・結局はどれがいいの?というお客様のために、いくつかご紹介させて頂きます!
東芝 スマートエコneo 天吊型
東芝が出している天吊型はリニューアルし、ルームエアコンではお馴染みの大清快(空気清浄機能)が標準搭載しました!価格もリーズナブルで大変人気な機器となっております。
室外機もとてもコンパクトで省エネ製もバッチリ!一押し商品です。
ダイキン FIVE☆STAR 天吊型
エアコンといえばのダイキン!省エネ率バツグンのファイブスターシリーズは少々お値段は張るものの、メーカー対応の良さやブランド力で根強い人気を誇っています。
オプションでストリーマ除菌ユニットを付けることができるので、空気清浄はもちろんウイルス対策にもオススメです。
パナソニック XEPHY Eco 天吊型
様々な家電に搭載されているパナソニックのナノイーは業務用エアコンにも実は搭載されています!
空気を綺麗にし、ニオイや花粉などのウイルス対策にも効果的なナノイーが標準搭載されているパナソニックの業務用エアコンは近年、色んな施設のお客様から人気です。
業務用エアコンの導入・メンテナンスに最適な時期
倉庫に業務用エアコンの導入やメンテナンスをする場合、3月~4月(遅くても5月上旬)にかけて依頼するのがおすすめです。
夏場は業務用エアコンが壊れやすく、お問い合わせも殺到している時期なので、修理に時間がかかってしまいます。
倉庫はどうしても熱がこもりやすい環境となります。ある程度の広さになってくると大きな馬力のエアコンが必要になるので、エアコンの需要が高まる5月上旬までに、点検・修理・工事を完了させておくことをオススメします。
春は市場的には閑散期のため、予約の取りやすさに加えて、交換や工事の対応が早かったり、通常より値段が安くなることが多いです。
5月中旬以降になると、多くのお客様がエアコンを使い始めるため、故障に気づいたお客様からどんどん修理の予約が埋まってしまいます。
できるだけ早めに試運転をして、故障していないか確認しましょう。
また、業務用エアコンは10~15年が買い替えの目安と言われています。10年近くお使いの場合は、買い替えの計画を考えてみてはいかがですか?
夏の混雑時期を避けるように点検・修理・工事を完了させておくことで、暑苦しい夏場のお店を快適な環境にすることができます。
物流拠点から車庫まで、幅広い業務用エアコンに対応
エアコンコムでは、物流拠点といわれるロジスティックセンターなどから、車庫などの個人ガレージ用まで幅広く対応しております。
倉庫のような大きな空間の場合は、電源を供給するシステムの位置、ブレーカーやキュービクルの位置も空調の選定に関連して重要になってきます。エアコンコムでは、提携電気工事業者との連携はもちろん、お客様が手配された電気工事業者とも、事前にしっかりとした打合せを行い工事に入りますので、安心してお任せください。
また、空調機器のみならず、冷凍機器を導入して庫内温度への対応をパワーアップするアイディアなど、豊富なノウハウを有しておりますので、ご相談ください。
倉庫に業務用エアコンを導入されたお客様の声も、ぜひご参考になさってください。