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業務用エアコンの暖房費は高い?他の暖房機器と比較してどうなの?

  • 公開日:2017年2月9日
  • 最終更新日:2020年5月18日

業務用エアコンを暖房として使用すると光熱費が高い?

1月から2月は一年の間でも一番寒い時期。真冬でも快適に過ごすためには暖房はかかせません。そこで、やっぱり気になるのは暖房を使用した際の光熱費。エアコンの他には石油ストーブ、ハロゲンやパネル式の電気ストーブなど様々な暖房機器がありますが、実際のところどの暖房機器がベストか比較してみました。

エアコン、ストーブ…暖房機器のそれぞれの特徴とは?

様々な種類の暖房器具があるので、何がベストなのか悩んでしまいます。
家庭用暖房機器の特徴を比較して見てみましょう。

 

 

◆電気ストーブ

電気を熱エネルギーに変えて利用するストーブです。
ハロゲンやカーボンヒーターの種類があります。
メリット:

  • 即暖性が高い
  • コンパクトな商品が多く手軽に使用できる

デメリット:

  • 部屋全体を温めるのには適していない
  • 消費電力が高め

最適な使い方:
朝の着替えの時にさっと体を温めたいなど、スポット的に短時間の使用がおすすめ。

 

 

石油ファンヒーター

灯油を燃焼したエネルギーで得た熱を送風ファンで排出し暖めます。
開放式、FF式、FE式などがあります。

メリット:

  • パワーがあるので部屋全体がすぐに温まる
  • 電気代がほとんどかからない

デメリット:

  • 換気が必要
  • ランニングコストが灯油代に左右される

最適な使い方:

寒い地域では威力を発揮します。窓に近い場所へ置くと、暖房効果も大きくなります。

 

 

エアコン

温風の循環で空間全体を暖めます。
暖房としてだけでなく、冷房や除湿機能も備わっています。

メリット:

  • 広い空間全体を温めるのに適している
  • 安全に使用できる

デメリット:

  • 暖まるまでに時間がかかる
  • 立ち上がりの消費電力が高め

最適な使い方:
広い空間全体を長時間暖めるのに最適です。

暖房機器の電気代を比較

気になるのは消費電力。いったいどれくらいの違いがあるのでしょうか?「」
東京都内・6畳の部屋を温める為に1時間使用した場合の電気代を見てみましょう。

電気ストーブ:5~30円程度

石油ファンヒーター:0.3~0.6円

エアコン:3~50円程度

 

1時間だけの使用となると、石油ファンヒーターが一番お得に見えますね。
でも、灯油代などを含めると実はそうではありません。

灯油は、一日で約1リットル程度が平均的な使用量。

また、気温に合わせて使用する灯油の量は変わりますし、
石油が高騰するとコストも変わってしまいます。

エアコンにまけず速暖性が高い石油ファンヒーターは、「空気が乾燥しない」などのメリットも多いですが、全体的なランニングコストとしてはエアコンの方が少しお得なようですね。

長時間部屋を暖めるなら、やっぱりエアコン!

エアコンは外気との差が高ければ高いほど、エネルギーを使用します。
そのため立ち上がりは電力を大量に消費します。

ただし、温度が安定してくると、そこまでエネルギーを使用しなくなるため、
長時間利用する場合は、消費電力が少なく済み光熱費が安くなります。

大きな部屋を継続的に温め続けたい場合は、
やはりエアコンを暖房機器として使用するのがベスト。

スポット的に温めたい場合、電気ストーブと併用するなどし、賢く冬を乗り切りましょう。

 

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