家庭用エアコンの冷却フィンやクロスフローファンを大掃除する方法
冷却フィンやクロスフローファンを大掃除!美しい空気で新年を迎えましょう。
今年もあと数日。仕事納めが終わったら、おうちの大掃除にとりかかるという方も多いのではないでしょうか。
大掃除では、普段掃除ができないエアコンもしっかり掃除したいですね。家庭でできる大掃除の方法をご紹介します。
家庭用エアコンのクロスフローファンと冷却フィンの役割とは?
この記事では、家庭用エアコンの掃除方法をお伝えします。
業務用エアコンの本格的なクリーニングは、プロにお任せください!
家庭用エアコンのクロスフローファンとは、天井や壁の中のダクトを使って排気する換気扇のことです。羽を回転させ空気を吸い込み、パイプダクト(丸ダクト)を通して排気する仕組みになっています。 クロスフローファンが汚れると、エアコンのニオイがカビ臭くなってしまう原因にもなります。
冷却フィンは空気を冷たくする役割をするものですが、家庭用の場合は、半年に1回程度の掃除が必要です。
エアコンの掃除をすることで、きれいな空気を供給し、エアコンの効きをよくしましょう。
※あくまでもこちらは参考となります。エアコンによってはこの通りではありません。
また、簡易的な清掃方法となります。
万が一、こちらの記事を参考にし、実施をした際に機器が故障などをしても当社は責任を負えませんのでご了承ください。
冷却フィンの大掃除
【用意するもの】
- ビニールシート
- エアーダスター
【作業手順】
まずはコンセントを必ず抜きましょう。そして床にビニールシートを敷きます。
そのあとはエアコンのルーバーを取り、冷却フィンの場所を確認。そしてホコリがびっしり溜まっていると思うので、エアーダスターでホコリを飛ばします。(洗剤入りのエアコン掃除スプレーはオススメではありません。詳しくは、こちら)
かなり量を使うので、スプレーは2~3本用意しておいたほうが良いでしょう。
その後、エアコンの中を乾燥させる必要があるので、20分~30分送風状態にします。完全に乾いたら完成です。ホコリが飛ぶので、換気は必ず行うようにしてくださいね。
ちょっと難しい?クロスフローファンの大掃除
お次はかなり難易度の高いクロスフローファンの掃除です。時間も手間もかかるので、余裕を持って掃除に取り掛かりましょう。
ちなみに、慣れていない方の作業はオススメできませんので、心配な方は業者へ頼むのがよいでしょう。
【用意するもの】
- 45リットルのゴミ袋 ・ブラシ
- 養生テープ
- 中性洗剤(匂いの少ないもの)
- ブラシや綿棒
- 廃液を入れるバケツなど
- ビニール紐
- 掃除機
- ビニールシート
【作業手順】
まずは電源を落とします。コンセントも必ず抜きましょう。
※コンセントを抜いた直後は、エアコン内部に電気がたまっている可能性があります。感電を避けるために、必ず数時間置いたのちに作業をしてください。
次に床にビニールシートを敷きます。
ファンを掃除するときは、廃液が垂れるのでゴミ袋で受け皿を作ります。壁に養生テープでゴミ袋を固定。
袋の側面のどちらかを切って、1枚の状態にします。
袋の真ん中に穴を開け、ビニール紐を通します。これは廃液を這わせるためです。そのビニール紐の先をバケツに垂らして廃液を受け取れる状態にします。
養生シートでお部屋をカバーしたあとは、ファンのホコリを綿棒などで軽く取ります。次に洗剤をかけて汚れを、最後に洗剤を落とします。
洗剤が残っていると、故障の原因にもなり得ますので、しっかりふき取ってください。
水を直接かけるのは故障の原因になるので注意してください。
掃除が終わったら、養生シートやたまった廃液、エアコンについた水滴などを拭き取ります。 しっかりと送風で20分~30分乾かして終了です。
業務用エアコンの場合は作りが複雑
家庭用エアコンでも、これらのクリーニングは相当時間も手間もかかります。
さらに家庭用エアコンと違い、構造が複雑な業務用エアコンは、自力では手を出さないほうがよいです。
エアコンコムでも業務用エアコンのクリーニングを承っています。きちんとフィルターを外して、フィンやファンをきれいにします。
家庭用エアコンのファンの掃除でも、スプレーが2~3本必要でしたが、業務用では高圧洗浄機を使うので、手早く、隅々まで汚れを落とします。
分解して元に戻らなくなることもありますので、プロに任せて下さい。
飲食店などお客様が多くいらっしゃる場所のエアコンこそ、臭いのない美しい空気でお客様をお迎えしたいもの。エアコンクリーニングを定期的に行うようにしましょう。