エアコンで夏休みが短縮になる…!?学校へのエアコン導入の悲喜こもごも。
エアコンが学校に入ると、夏休みが短くなる!?
猛暑の教室では生徒も先生も授業どころではなくなり、最悪の場合は熱中症になってしまうことも。エアコンは快適に授業を受けるためには必需品となりつつありますが、その弊害として「夏休み」が1週間ほど短縮されてしまうのだそうです。
どうしてエアコンのせいで夏休みが短くなるの?
猛暑が続き、各地で40度を超える気温を観測している今。当然学校で授業をするのは、生徒にとっても先生にとっても危険なこと。
しかし昨今の猛暑でクーラーを導入する学校も増えてきました。
涼しい中で授業が受けられるのでみんなが快適で、さぞや喜んでいると思っていましたが、大きな弊害が1つだけでてきました。
それは「夏休みが5日〜7日ほど短くなる」ことなんです!
昨年から大阪市、東京の一部地域や宮崎県など公立は市町村単位で1週間ほど夏休みを短縮しているのだとか。
せっかくの休みが減るのは悲しいことですが、その背景には深刻な「授業時間が足りない」という問題があるのです。
授業時間数を確保したいという背景もある
2011年から授業で教えなければいけない項目の数が増え、授業時間は小学校で278時間、中学校で105時間足りないという事態になっているという今。土曜日の授業も辞さないほど、深刻な授業時間不足にどこの学校も悩んでいるようです。
そもそも夏休みは暑くて授業にならないことからできた休み。
エアコンの導入でそれが関係なくなれば、休みが短縮されるのは自然なことなのかもしれません。
もちろん、子どもたちにとってはたまったものではないと思いますが(笑)
ちなみに保護者からも「夏休みを短くしてもっと勉強させて」という要望も多いのだそうですよ。
猛暑で授業を受けることが苦痛だった生徒にとっては救いのエアコン
夏休みが短くなるなら、エアコンなんかない方がいい!というわけにはいかないのが、この猛暑。
塩レモン飴やスポーツドリンク等、熱中症対策グッズもここ数年でグッと増えて、手放せない存在になっています。
屋外だけでなく、熱中症は室内でもなってしまうもの。この暑さでは教室の温度が40度近くなる日もザラではないはず。
夏休み終了後も猛暑は続くはずです。
すると45分〜50分授業を受ける生徒も、教える先生も体力ギリギリなんて事態になっているかもしれませんね。そんな危険な環境では勉強どころではありません。
私の学生時代は、今ほど教室も暑くなかったので、エアコンなんてぜいたく品だと思っていました。しかし猛暑が当たり前の今は、エアコンは必需品になっているのですね。
ちなみにある学校にクーラーが導入された記事を見ると、「勉強に集中できるし、先生の話も理解できる」と、勉強の質が上がったと生徒がコメントしていました。
以前は熱中症予防のドリンクの入った水筒が欠かせないほどの環境だったそうです。
エアコンがないと普通の授業すらままならないのが現状なんですね。
夏休みが短くても快適なほうが結果的に得だと思う
夏休みが短いのは残念ですが、新学期からの授業が大変な環境になるより、エアコンで快適な環境を体に入れたほうが結果的にはお得なのではないでしょうか。
もちろん市町村の財政事情により、すべての学校にエアコンが導入されているわけではありませんが・・・
猛暑を乗り切って、勉強に集中するためにも学校へのエアコン導入はどんどん進んでいけばいいなと思います。
もちろんエアコンコムでは、学校で使っていただくのに最適なエアコンのご提案もいたします。
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