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業務用エアコンが臭い!におう!原因と解決方法教えます!

  • 公開日:2022年8月18日

毎年感じるあのにおい

冷房シーズンになり、エアコンを付けてみたらなんだかにおう。。。
誰もが経験するこのシチュエーション。
すぐににおいがなくなればいいですが、ずっと臭い場合は結構ストレスですよね。。。

久しぶりにつけたエアコンの、気になるあのにおい…

これはもう誰もが一度は経験したことのある現象だと思いますが、久々にエアコンを付けたら妙にホコリ臭い、カビ臭い。
嫌な気持ちになりつつも、ある意味この季節の風物詩とも言えますよね。

 

 

「何度か使っているうちににおいは消えるだろう」

そう思って使っていると、実際に嫌なにおいは薄まっていくことがほとんどです。
しかし、稀にずっと臭い場合もありますよね。

「我慢して使っていたけどもう限界!何とかならないの?」

今回はエアコンのにおいの改善について考えてみましょう。

 

 

オフシーズン、内部では大変なことが

まず、久々に付けたエアコンが何故におうのか?

これは、以前にエアコンを使ったときに内部に残った水とホコリや雑菌などがオフシーズンの間に熟成され、腐ったりカビたりするからですね。
久々にエアコンを付けたときはそれを一気に室内に放出することになるので、臭いのは当然だと言えます。

なので、シーズン最初にエアコンを使うとき(特に冷房のとき)は、窓を空けてよく換気して試運転するのがいいです。
実際にこれをやっている方も結構いらっしゃると思いますが、正しい行為ですね。

エアコンの内部環境視点で考えることが重要

では、なぜにおいが徐々に薄まっていくのでしょう?

これはエアコンを日々使うことでエアコン内部の環境が改善され、内部に溜まっていた汚い水がドレンホースから流れ出たり、付着していたカビが少しずつ剥がれ落ちたりするからですね。

しかし、エアコンの自浄作用はそこまで強くありません。
ずっと臭い場合というのは、エアコンの自然な自浄作用では対処できないくらい、内部に汚れやカビが溜まってしまっているということです。

また、冷房を使いはじめる季節は暖かくて湿度が高いというカビが繁殖しやすい環境下ですので、エアコンの運転を止めている間に再度繁殖してしまいがちなんです。
暖房のときにはすぐに嫌なにおいが収まるのに、冷房のときは長く続くのはこのためです。

においの原因を見つけよう

とにもかくにも、臭い空気が充満するのはとてもストレス。
まずはにおいの原因を突き止めましょう。

 

大体の原因は3つ!

① 梅雨明け時期


梅雨が明けると気温が一気に上がり、冷房を使用する方も増えてきます。涼しい空気を求めてエアコンの電源を入れたら、あのいや~なにおいが・・!なんてこと、ことありませんか?
この場合は業務用エアコンの内部に繁殖したカビが原因。オフシーズンでカビがぐんぐん育ってしまい、においが発生しているのです。

 

② 外からのにおい


いやな臭いがずっと続くわけではなく、臭いがしなくなったり変わったりする場合は外に原因があるかもしれません。
手の届く場所にあればダクトやドレンホースを塞いで臭いが発生するか確認してみましょう。
もし塞いだことにより臭いがなくなった、軽減した場合はドレンホースやダクトが臭いの発生源です。

 

③ 部屋自体のにおい


その部屋で喫煙をしている、揚げ物や焼肉など臭いのきつい料理をした覚えがある場合は、どうしてもその臭いが部屋に染みついてしまいます。
エアコンは部屋の空気をまわして風を吹き出しているので、部屋中に臭いが充満してしまうのです。

 

 

自分たちでできる対処法とは

こんな症状に陥った場合、どうすべきなのでしょうか?

根本的な解決としては、専門業者にエアコンクリーニングを依頼するしかありません。
エアコン内部の清掃は一般の方には危険ですし、エアコンを壊してしまうリスクも非常に高いです。

お金はかかりますが、素直に専門家に頼むのが無難です。

とは言え、お金をかけるのは最終手段にしたい。
その気持ちはすごく良く分かります。
まずは何かやれることはないのか?

そんな場合には、以下の2つを試してみてください。

その1.フィルターを洗う

エアコン内部が汚れている場合は効果は薄いですが、フィルターにカビがたくさん付着してにおう可能性もあります。

一般の方が清掃できるのはフィルターまでなので、まずはフィルターをキレイにしてください。

いつもなら掃除機でホコリを吸えばOKですが、カビている場合は洗剤を付けて水洗いです。
いわゆるカビ用洗剤などを使ってカビを落としてください。
キレイにできると思います。

その2.冷房(ドライ)運転後、暖房運転をする

その1のフィルター洗いで改善できない場合は、やはり内部が問題です。

その場合、分解はできませんので、エアコンの運転でできる内部環境改善策を取ってみましょう。

通常の冷房(ドライ)運転のあと、すぐに暖房運転を長時間かけてみてください。

冷房(ドライ)運転は内部で空気を冷やしていますので、内部に結露が発生します。
この水はドレンホースから排水されますが、全ては排水できません。

残った水が腐ったりカビたりする元になりますので、暖房運転でこれを完全に乾かし、内部を乾燥させることが目的です。

内部を結露水で洗い流す

乾燥させてカビが生えにくい環境を作る

これを繰り返すことによって、多少なりとも内部環境を良くしようということですね。

とは言え、結露水で洗い流せる量はしれていますので、カビや汚れが酷い場合には根本的な解決にはなりません。

まとめ

一番大切なのは、普段から内部に汚れやカビが生えないように対策をしておくことです。
そのためには定期的に清掃することと、オフシーズンでもたまに暖房運転しておくことですね。

カビが生えにくい環境を作ることで、においの根本的な原因を取り除いていきましょう。

エアコンのオフシーズン、稼働を続ける夏の終わりなどには、
ぜひクリーニングをすることをおすすめします。

シーズンオフの秋には、業務用エアコンのクリーニングを。

 

 

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