エアコン内部にカビがびっしり!カビが生えない対策と掃除方法
見てはいけないものを見てしまった気分
エアコンとカビは切っても切り離せない関係です。
カビ臭いにおいで嫌な気持ちになったり、内部を覗いてカビだらけなのを見てびっくりした方も多いはず。
カビが生えないようにするにはどうしたら良いのでしょうか?
業務用エアコンのフィルターを外したら…カビだらけ!
エアコンから出る空気が何だかカビ臭い。
フィルターの掃除をしようと思ってフィルターを外してみたらちょっとカビが生えていた。
内部を覗いてみると、うげげっ!びっしりカビだらけ。
こんな経験、誰しもあるのではないでしょうか?
経験のない方は恐らくエアコンの内部を目視したことがない方でしょう。
エアコンはカビが生えるもの
もういきなりズバッと本音を言ってしまいますが、実はエアコンはどうしてもカビが生えるモノです。
その構造上結露を起こすように出来ていますので、どうしても湿気が溜まるんですよね。
湿気どころか水滴が付着しているわけですから。
カビを生えにくくすることは可能ですが絶対に防ぐ手段は今のところありません。
どんなに最新機種でもカビは生えます。
家庭用だろうと業務用だろうと関係ありません。生えます。
あとは環境の問題なので、いかにカビの生えにくい環境を作るかどうかだけということになりますね。
昔からずっとカビが生えてます
こういうことを書くと過剰に不安に感じたり、嫌な気持ちになったりする方も多いことでしょう。
でも、現実としてエアコンはそういうものですし、これまでもそんな状態で使われ続けてきたのです。
ここ2、3年の出来事ではなくずっとそうなんですよ。
ということは、あまり神経質になってもしょうがないということですね。
ほとんどのエアコンにはカビが生えていますが、それによって深刻な健康被害にあわれたというお話は今のところ聞いていません。
むしろ、市販の「エアコン洗浄スプレー」を使ってエアコン内部に薬品を残留させ、頭痛が起きるようになったという話は聞きますけどね。。。
カビと人間は昔から共生してきました。
ですので、ちょっとくらいのカビでそれほど深刻に考える必要はありません。
むしろ、最近では幼い頃の環境がクリーン過ぎることによる免疫力の低下が話題になっているくらいですので、あまり過剰に気にしないほうがいいですね。
カビを生えにくくする対策
そうは言ってもなるべくカビが生えにくい状態にしたいのが人情です。
どうすれば良いのでしょうか?
これは、カビの性質を考えればOKです。
高温多湿の状況下でカビは繁殖しますよね。
ですので、エアコン内部にその状態をなるべく作らないようにするのが基本です。
冷房を使うとエアコン内部はどうしても結露しますので、冷房使用後に送風運転や暖房運転などで内部を乾かすことがポイントです。
でも、夏場の暑いときにわざわざ毎回暖房運転を使うのはちょっと現実的でないと思います。
あとは、エアコンを使ったり使わなかったりする時期が一番カビが生えやすいですね。
結露して水分が溜まった状態でエアコンが使われないと、内部の空気の循環が起きないわけです。
ですので、使い始めたらできれば毎日使用したほうがいいんです。
しかし、これもあまり現実的な話ではないですよね。
電気代や環境面の問題もありますしね。
割り切ることと、専門業者の清掃が重要
ですので、やはりあまり神経質にならないことが一番重要だと思います。
エアコンの空気がカビ臭いときは、運転をしながら窓を開けて喚起しましょう。
30分もすればカビ臭さも幾分弱まると思います。
どうしても気になる方はご自身でフィルター清掃をこまめにやるということと、年に1度専門のエアコンクリーニング業者に清掃を依頼するのが良いです。
家庭用エアコンにしろ業務用エアコンにしろ、内部のカビは素人ではどうすることもできません。
しっかりと分解洗浄してくれる専門の業者に依頼してください。
弊社でもエアコンクリーニングに対応していますので、お気軽にご相談ください。
まずは「エアコンはカビが生える」と割り切ることが重要です。